Immersive Museumとteam Labo
最近、映像の展覧会を2つ観に行ったので、ここに覚書。
1つはImmersive Museum Tokyoの「印象派と浮世絵」
寝転んだり、座ったりして、360度の画面をみるのはとても迫力があります。これは北斎の有名すぎる「神奈川沖浪裏」ですが、展示ではゴッホの「星月夜」と対比しています。他にも印象派と浮世絵を大画面で比べたりして、とても興味深かったです。私は撮らなかったけれど、名画を背にした写真タイムなどもあって、いまどきに工夫されているなという感じ。映像自体は30分あるかないかで、もう少し長くてもという感じはしましたが、私はやっぱり浮世絵が好きと実感できるよい展覧会でした。
もう1つは、麻布台ヒルズの「team Labo Borderless」、お台場に行きそこなっていたので、絶対こんどこそはと思っていた展覧会。
これは入口、写真に撮ると文字がうきあがるという、もう入場のときからわくわくするしかけ。中はいくつかの部屋にわかれていて、それぞれ映像を駆使して、面白かったり、美しかったり、派手でわぁーとなったり、薄暗くてずーとみていると変わっていったりとか、しかもその時々で映像がかわるので、何時間いても楽しめるといった感じ。いったい何台プロジェクターをつかえば、こういうことができるのだろうと余計なことまで考えてしまいます。
平日の夕方だったせいか、日本人より外国人のほうが多いくらい。麻布台ヒルズは交通の便もいいし、新しい観光名所となっているのだなーと感心しきり。
スマホが普及、高性能化しているせいか、映像のハードルは以前よりずっと低くなっていると感じます。小さなギャラリーのジュイエでも、最近、映像の展示が増えてきています。もちろん、かつてからの絵やイラストや写真の展示も素敵なのだけれど、展示の幅が広がるのは楽しいなぁと思います。
今週は「「未完」~旅の途中~ Sopy~ & 空タツコ 二人展」です。 絵画と立体、オブジェの展示。鮮やかでパワフルな作品に元気をもらえます。特に大作の力強さは必見、生命の力を感じます。是非お越しください。22日まで。